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「第5回ブルーベリー国際シンポジウム」

5th International Sympolum on Blueberry (ISB2006)
開催趣旨

日本の5人に一人が65歳以上の高齢者となる時代を迎えています。
高齢者の増加とともに医療費の負担も増え「国家的な問題として健康を考える時代」になっています。今後、ますます機能性の解明された食品の果たす役割が重要な時代になって来ました。私共NPOはブルーベリーを通じて健康増進を推進していく立場から、このシンポジウムで“ブルーベリーの機能性”の紹介日本人の健康増進に役立てていきます。

日 時 2006年10月10日(火曜日)
場 所 東京・恵比寿 日仏会館1Fホール
主 催 NPO法人 ブルーベリーで健康増進を考える会

演題・概要

インデナ社のボンバルデリ博士は「“ミルトセレクト”有効性が実証された新規HPLC分析法」というテーマで講演「ビルベリーの標準物質を適正に分析することが必須」と訴えた。 インデナ社では昨年、植物原料と抽出物の両方に含まれるすべてのビルベリーアントシアニンの同定と直接定量を行える高速液体クロマトグラフィー法(HPLC法)を開発し、アントシアニン抽出物の整合性を評価することで高品質であることを保証している。

鹿児島大学の侯先生は「ビルベリーのアントシアニン組成と機能性との関係」というテーマで講演。15種類のアントシアニンの中でも、デルフィニジン系とシアニジン系が特に活性が強く、この成分が抗がん、抗炎症に作用していることを紹介「アントシアニンのトータル量だけでなく、各成分の規格が必要」と述べている。

新潟薬科大学の一柳先生は「ビルベリーの生体代謝について」というテーマで講演。
ビルベリーだけではなくブルーベリーの栽培種も検証、品種ごとにアントシアニンの含有量が異なること、Phで構造が変わること等を紹介した。

東京薬科大学の豊田先生は「ビルベリーのガン増殖を抑える効果について」講演。
ビルベリーの抗がん効果について検証し、大腸がんや血液のガン等に有効性が見られることを発表した。良いことは正常細胞に全く影響しないことが証明された。このことから「抗がん治療の補助的役割に使えるかどうかの可能性について、今後研究を続ける」と述べた。

神奈川歯科大学の李先生はESRスピン法について、TTCの片桐氏は当社の行った「脳機能改善について」その試験方法を詳しく説明、脳機能改善に一定の効果が期待できることを示唆した。

このシンポジウムも第5回目となり、これまでで最も内容が充実してきた様に感じた。
これまで内外合わせ延べ22名の講師を招聘し、研究発表した方は日本のみならずオーストラリア、フィンランド、イタリアと文字通り“国際シンポジウム”となってきた。
高齢者が5人に1人の時代を迎えた日本。健康が個人の問題だけではなく国家的な問題として捉えられてきている。このことからエビデンスのある健康食品を開発していくためにも私共の果たす役割は大きいと考える。今後とも多くの方々の支援を頂きたい。

報告/NPO法人ブルーベリーで健康増進を考える会 理事長 佐々木憲一
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